カー用品店やネットショップを見ても、カーナビの種類が豊富すぎて、どれを購入すればいいかわからなくなります。
そのため、今回は社外ナビを選ぶ時、困らずスムーズにできるように、基本的なことを説明していきます。
メーカー
カーナビメーカーには、家電全般を扱うパナソニックや、音響関係に強いパイオニア、カーナビに特化したアルパインなどいろいろあります。カーナビ用のブランド名もあり、パイオニアはメーカー名よりも、carrozzeria(カロッツェリア)というブランド名の方を前面に出しています。
人気メーカー8社については、「カーナビメーカー一覧|人気メーカー8社の特徴や違いを解説」で詳しくまとめています。
種類
カーナビの最近のトレンドは、主に次の2タイプです。
一体型(2DIN)ナビ
カーナビ本体をダッシュボードに取り付けるタイプです。
昔は社外ナビだと後付け感が強かったのですが、最近の社外ナビは一体感はかなり高くなっています。特に車種専用のカーナビは、純正ナビ以上のフィット感・デザイン性を売りにしています。
また、社外ナビはフィット感・デザイン性が向上したことで、純正ナビよりも大きな画面のナビを取り付けることができます。
ポータブルナビ
ダッシュボードの上に取り付けるタイプです。
簡単に取り付け・取り外しができるため、旅行に行ったときはナビを取り外して、地図代わりにすることができます。
ただし、最近ではスマートフォンが代わりになるため、ポータブルナビの元々の大きなメリット「地図代わりにできる」「持ち運びができる」などが弱くなっています。
記憶メディア
以前は記録メディアにもいくつか種類があり、特にHDDを採用したカーナビが大容量で人気でした。しかし最近ではパソコン同様に、高機能で低価格化がすすんだメモリタイプがほとんどです。
そのため、昔のように記録メディアについては気にする必要はほとんどありません。
画面サイズ
一体型(2DIN)ナビでは、7インチが主流ですが、車種限定の一部のモデルでは11インチの大画面のナビもなります。
ポータブルナビでは、持ち運びしやすい5インチと、見やすい7インチが主流となっています。
ついついカーナビを選ぶ時「DVDが見たい」、「高音質で音楽が聴きたい」など機能面に目がいってしまいます。
でも、どんなにいろんな機能があっても、画面が見にくくてはカーナビとして意味がありません。そのため、画面サイズは実際にカー用品などで確認してみましょう。
画面のキレイさ
画面のキレイさを表す数値としては、解像度があります。同じ画面サイズであれば、この数値が大きいほど、描画が細かくキレイになります。
基本機能
最近では、ほとんどのカーナビに備わっている基本的な機能です。ただし、フルセグ(地デジ)には、一部の入門モデルは対応していない(ワンセグのみ)ことがあります。
- フルセグ(地デジ)
- DVD再生
- CD再生
- VICS WIDE
- Bluetooth
- ハンズフリー機能
- タッチパネル
余計な機能が不要な人は、基本機能だけが備わったカーナビを安く購入するのがおすすめです。
最新機能
最新機能に関しては、各カーナビメーカーの上位モデルで搭載されています。メーカーごとに対応している最新機能が違い、カーナビの特徴がでるところです。
- 音声認識
- ドライブレコーダー
- ハイレゾ
- ブルーレイ
機能と価格のバランスがとれた、高機能ナビが各メーカーから発売されています。それなりのハイスペックなナビを取り付けたい人におすすめです。
価格
ポータブルナビや安い入門モデルは、2万円前後で販売されています。
逆に最高級モデルになると30万円近い価格になります。
カーナビの機種による価格差はこのように大きいですが、これだけの価格差があるということは、カーナビによって実装されている機能にも大きな違いがあります。
まとめ
自分の欲しい機能が全部あるカーナビを選ぶと、かなりの高額になってしまいます。そのため、どうしても必要な機能以外はすこし妥協して、お財布相談してカーナビを選びましょう。
逆に価格の安さだけでカーナビを選ぶと、必要な機能がなくて運転に影響をあたえてしまいます。最低限必要な機能が備わったカーナビを選びましょう。(おおむね5万円以上のカーナビであれば、最低限の機能が備わっています。)