「カーナビを取り付けたいけど、できるだけ安く購入したい」という人におすすめの、5万円で買えるカーナビの紹介です。

今回紹介しているカーナビよりも、もっと安いカーナビもあるのはあります。でも、地デジ未対応、DVD再生不可など基本的機能が不足しています。それではさすがにカーナビを使っていて、不便に感じることが多いです。

そのため、今回は最低限の次の機能が実装されているカーナビを、まとめて紹介しています。

  • 地デジ(フルセグ)
  • DVD/CD再生
  • Bluetooth
  • VICS

BluetoothとVICSについて

上の機能でもBluetoothとVICSは、よくわからない人もいると思うので簡単に説明します。

Bluetoothが実装されていると、無線(ケーブルなどの有線不要)によってカーナビとスマートフォンを接続できます。無線接続することで、スマートフォンに保存している音楽をカーナビで聞いたり、ハンズフリー通話が可能になります。

VICSは渋滞などの交通情報を受信するシステムです。交通情報を利用することで、ナビでの到着時刻がより正確になります。
2015年からは情報量が2倍になった、VICS WIDEも実用化されています。


※5万円くらいで購入できるカーナビを紹介していますが、モデルチェンジ直後は、どうしても価格が高くなるので注意してください。


ストラーダ CN-RE05WD/CN-RE05D

メーカー 発売日 画面サイズ 解像度
Panasonic 2018年10月 7インチ 800×480
地デジ(フルセグ) DVD/CD Bluetooth ハンズフリー
VICS WIDE タッチパネル ハイレゾ ブルーレイ
× ×

特徴

REシリーズには、200mmワイドモデルのCN-RE05WD、180mmモデルのCN-RE05Dの2モデルがあります。

このREシリーズはPanasonicストラーダの中でも基本性能のみに抑えたモデルで、価格も低く設定されています。

そのためストラーダの上位モデルで実装されている、ブルーレイ再生には対応していないので注意が必要です。ただ、他の機能に関しては十分すぎるレベルと言えます。たとえば、今回のモデルチェンジではこのREシリーズにも、逆走検知警告・アラームが追加されました。高速道路などで逆走をする危険性を低くしてくれます。



正直なところカーナビを選ぶのに迷ったら、このREシリーズにしておけば間違いはありません。



彩速ナビ MDV-L505/MDV-L505W

メーカー 発売日 画面サイズ 解像度
KENWOOD 2018年3月 7インチ 800×480
地デジ(フルセグ) DVD/CD Bluetooth ハンズフリー
VICS WIDE タッチパネル ハイレゾ ブルーレイ
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特徴

彩速ナビの中でも1番下のグレードだとワンセグ対応のみですが、この505シリーズは地デジ対応したモデルです。200mmワイドモデルのMDV-L505D、180mmモデルのMDV-L505の2モデルがあります。

注意する点としては、彩速ナビはハイレゾ音源に対応している印象がありますが、この505シリーズは基本性能だけで価格を抑えているので、ハイレゾ音源には対応していません

ただし操作性の面では、他の彩速ナビ同様に高速レスポンスを実現しています。サクサクと動く快適さには多くの人が高評価をしています。



楽ナビ AVIC-RZ702

メーカー 発売日 画面サイズ 解像度
Pioneer 2018年10月 7インチ 800×480
地デジ(フルセグ) DVD/CD Bluetooth ハンズフリー
VICS WIDE タッチパネル ハイレゾ ブルーレイ
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特徴

楽ナビの地デジモデルの中では、一番下のグレードになります。そのため各機能は最低限にしぼられ、人気の楽ナビですが低価格で購入できるようになっています。

ただ2018年10月に販売されたモデルですが、逆走検知の機能がないのは残念な点です。

このナビよりも下のグレードに502と302があり、価格は安いですが地デジ未対応です。301はBluetoothにも未対応で、ハンズフリーなどもできません。楽ナビは色々なグレードがあって購入時に間違えそうになるので、注意してください。



AVN Rシリーズ AVN-R8W/AVN-R8

メーカー 発売日 画面サイズ 解像度
イクリプス 2017年11月 7インチ 800×480
地デジ(フルセグ) DVD/CD Bluetooth ハンズフリー
VICS WIDE タッチパネル ハイレゾ ブルーレイ
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特徴

イクリプスAVNの中でも入門モデルになるのが、このRシリーズです。

シンプルな操作性、わかりやすさがイクリプスの特徴で、特にこのRシリーズは無駄な機能もないため、人気が高いモデルです。またデザイン面では、フルフラットが採用され、凹凸のないシンプルな美しさがあります。

下位モデルとして、AVN Liteシリーズがありますが他メーカーの下位モデル同様、地デジ未対応など機能面で少し物足りないです。



まとめ

今回は5万円で買えるカーナビのなかでも、最低限フルセグ(地デジ)、Bluetooth無線といった大事な機能はきちんと装備さているカーナビだけを紹介しました。そのため、各カーナビの基本性能を画像下にそれぞれ表でまとめていますが、すべて同じ結果になっています。

そのため、今回紹介したカーナビの中から選ぶ場合は、見た目などデザイン、好きなメーカー、価格などを基準で選んでも、機能面で大きな違いはありません。



もっと価格の安いカーナビはありますが、少し機能面で不満が出ると思います。そこまで安さにこだわって機能を落すなら、逆にスマートフォンのカーナビアプリを使用した方が個人的にはイイと思います。

誰でも、できるだけ出費は抑えたいですが「安物買いの銭失い」にならないように、注意してください。