トヨタ純正ナビの基本的な特徴と、純正ナビにはない機能をもった社外ナビを紹介しています。
カーナビ選びの参考にしてください。
トヨタ純正ナビの特徴
トヨタの純正ナビはT-Connect対応の3モデルと、T-Connectに対応していないベーシックモデルがあり、全部で4モデルになります。
このT-Connectがトヨタの純正ナビを取り付ける1番のメリットです。
T-Connectとは
カーナビとトヨタスマートセンターをスマートフォンなどで通信し、トヨタが提供している様々なサービスを受けることができる機能です。
代表的な機能としては、以下のサービスがあります。
- マップオンデマンド
工事などで変更された道路などの新しい道路情報を自動でダウンロードしてくれます。
- オペレーターサービス
365日24時間、オペレーターに口頭で情報の検索などを依頼し、ナビの目的地設定やお店の電話番号を案内してもらえます。 - ヘルプネット
事故や病気など万が一の時、ボタンを押すだけでオペレーターにつながり、自動送信された車の位置情報から緊急車両の手配を行います。
代表的な機能からもわかるように、車の運転やナビ操作に不慣れな人にとっては、とても親切なサービスです。
逆に慣れている人にとっては、あまり使うことがない機能かもしれません。
トヨタ純正ナビの基本機能
T-Connect対応モデルの内、10インチモデルと9インチモデルは車種限定となっています。
特に、10インチモデルは人気6車種のみ(アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、エスティマ)となっています。
ベーシックタイプのT-Connect非対応モデルでは、地デジとDVD再生に対応していないので注意が必要です。
また、T-Connect対応モデルがトヨタ純正ナビでは高機能ナビの位置付けですが、一部の社外ナビで対応しているブルーレイやハイレゾ音源には対応していません。
※10型、9型の純正ナビではハイレゾ音源に対応しました。
T-Connect対応モデル | T-Connect非対応モデル | |||
---|---|---|---|---|
液晶サイズ | 10型 | 9型 | 7型 | 7型 |
液晶解像度 | 1280×720 | 1280×720 | 800×480 | 800×480 |
地デジ | ○ | ○ | ○ | × |
ワンセグ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブルーレイ | × | × | × | × |
DVD | ○ | ○ | ○ | × |
CD | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハイレゾ | ○ | ○ | × | × |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ |
対応車種 | アルファード ヴェルファイア エスティマ ノア ヴォクシー エスクァイア |
アルファード ヴェルファイア エスティマ ノア ヴォクシー エスクァイア アクア オーリス ヴィッツ カムリ C-HR タンク ハリアー プリウス ランドクルーザー ルーミー |
定価(税抜) | 271,000円 | 220,000円 | 145,000円 | 88,000円 |
人気社外ナビと比較
人気の社外ナビは「価格の安さ」以外にも、純正ナビに負けない特徴があります。
今回、「画面サイズ」や「ブルーレイ再生」などで、トヨタ純正ナビにない機能を持ったナビをピックアップしています。
大画面・車種専用デザインのアルパインBIGX
車種専用モデルなので一部の人気車種のみにしか対応してない(アルファードやヴェルファイア、ノアなど)ですが、大画面のアルパインBIGXがあります。
トヨタ純正ナビでは最大10インチですが、アルパインBigX11は液晶サイズが11インチにもなります。
カーナビにおける1インチの差は大きいので、運転席から見るインパクトはかなりのものです。
純正ナビとの細かな比較は、「アルパインBIGX11とトヨタ純正ナビを比較!」を参考にしてください。
大画面・車種専用デザインのサイバーナビ
ビッグⅩ11以外では、大画面ナビとしてサイバーナビ(車種限定モデル)があります。
トヨタ純正ナビと同様に、液晶サイズは10インチとなりますが、ブルーライトの近未来的なデザインが特徴です。
画面サイズやデザイン以外でビッグⅩ11との大きな違いは、ハイレゾ音源に対応している点です。
純正ナビとの細かな比較は、「車種専用サイバーナビとトヨタ純正ナビを比較」を参考にしてください。
ブルーレイが再生できるストラーダ
2020年現在、ブルーレイに対応しているナビはPanasonicストラーダのFシリーズF1X10BD、RXシリーズRX06のみです。
このFシリーズは飛び出した画面を採用することで、通常タイプのナビでは10インチナビが取り付けできない車種でも、取り付け可能となります。(対応車種300以上)
大画面のストラーダFシリーズには、ブルーレイ非対応モデルもあります。ブルーレイ対応だと、どうしても高額になりますが、ブルーレイ非対応モデルは価格が低く抑えられています。
ハイレゾ対応
ハイレゾ対応と言えばケンウッドの彩速ナビでしたが、最近は他社メーカーでもハイレゾ対応ナビが増えてきています。
ただし、カーナビがハイレゾ対応でも、元の音源が対応していないと使えないので注意してください。