ランドクルーザープラドは、トヨタ純正ナビの場合、8インチのナビ本体とセットで、フロント・サイド・バックカメラを取り付けることができます。

ランドクルーザープラドのような大きな車体だと、小さな子供が影にいると見えません。そのためナビの機能というよりは、安全面を考えると純正ナビのセットがおすすめです。

ただし、価格はセットで612,360円(税込)とかなり高価です。

そのため、ナビの価格を抑えたい人やバックカメラがあればいいという人は、今回紹介している社外ナビも選択肢に入れてみてください。

アルパイン フローティングビッグX11

ついに車種専用ナビを扱うアルパインから発売された、フローティングタイプ(アーム式)のランドクルーザー専用モデルです。

アーム式を採用することで、ハメ込みタイプでは不可能な11インチという大画面を実現しています。



角度調整ができるので、画面に写りこみがある時は、見やすい角度に調整できます。

純正ナビが9インチなので差は2インチですが、アーム式でせり出しているので体感では2インチ以上の差になります。



また、バック駐車時にナビ画面に表示されるカメラガイド線も、ランドクルーザープラドの実車で計測した正確な表示です。もちろんハンドルを操作すると、ガイド線も自動で変化します。

他の特徴としては、10.1インチ後席ディスプレイが取り付けることができ、ナビ本体の映像と連動させ、DVDなどを楽しむことができます。



アルパインBIGXのセット販売については、「アルパインBIGXはセット購入の方が安い?単品購入と金額の比較」を参考にしてください。


パナソニック ストラーダCN-F1XVD

このストラーダCN-F1XVDもアーム式を採用しているので、アルパインフローティングビッグX11同様に、見やすい角度に画面が調整できます。

ただし画面サイズは9インチなので、アルパインよりは2インチ小さくなります。



それよりもこのナビの大きな特徴は、ブルーレイ再生ハイレゾ音源に対応していることです。

特にこのブルーレイ再生は、社外ナビでも数機種しか対応していません。そのため、ブルーレイ再生を重視する人は、このストラーダCN-F1XVDになると思います。

ハイレゾ音源に関しては、まだ対応したオーディオ機器も少ないので、よほど音にこだわりがない限り気にする必要はありません。


アルパイン ビッグX

先に紹介した2タイプと違い、このビッグXはハメこみタイプのナビです。このナビもランドクルーザープラド専用設計のため、内装との一体感は抜群です。

もちろん、フローティングビッグX11と同様に、正確なカメラガイド線や、10.1インチ後席ディスプレイと連動可能です。

ただし、インパネにハメ込んでいるので、画面は9インチとなります。


性能比較

今回の3モデルの違いは、以下の5つです。この点を比較しながらカーナビを選んでください。

  • アーム式・内蔵式
  • 画面サイズ
  • 後席ディスプレイ
  • ブルーレイ再生対応
  • ハイレゾ音源対応(※アルパインも2020年モデルから対応)

また、アルパインのナビはどちらも車種専用モデルとなっています。

アルパイン
フローティングBIGX11
パナソニック
CN-F1XVD
アルパイン
BIGX
画面サイズ 11インチ 9インチ 9インチ
解像度 1280×720 1280×720 1280×720
タッチパネル
フルセグ(地デジ)
ブルーレイ × ×
DVD/CD
ハイレゾ
Bluetooth
後席ディスプレイ 10.1インチ 10.1インチ
最新価格
その他 アーム式
車種専用
アーム式 内蔵式
車種専用


カーナビおすすめショップ

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