長距離ドライブで疲れる1番の原因は、同じ姿勢を取り続けることで、体重が一ケ所にかかることです。

運転しながら少しでも姿勢を変えることができればいいですが、高速道路や、普段運転したことがない道では、緊張しているので、どうしても姿勢が固定されてしまいます。

車用のクッションを使うと、体重がうまく分散され、運転中に疲れにくくなり腰や首の痛み対策にもなります。意外と車用のクッションを使ったことがない人もいるので、そういう人には一度試してほしいアイテムです。

クッションの形状について

車用のクッションは主に次の形状のものがあります。クッション選びの参考にしてください。

  • 座布団タイプ
    素材やデザインなど種類が豊富で、取り付けも簡単なので1番人気のあるタイプです。
    また疲れ対策以外にも、お尻に敷くことで視線が高くなるので、運転中に周りが見やすくなるメリットがあります。
    ※家庭用の座布団の場合、スベリ止めが付いていないので、安定しにくいです。
  • 首専用タイプ
    運転で緊張すると首回りに力が入り、首や肩に傷みがでます。まだ運転に慣れていない初心者の人や、高速道路の運転に緊張する人にオススメのタイプです。
  • 腰専用タイプ
    腰部分のクッションは、不安定な腰回りを固定してくれるので、背筋が伸び姿勢が良くなります。普段から姿勢が悪い人には、高価が高いアイテムです。
  • 全身タイプ
    全身を包み込むような形状で、体の疲れを軽減してくれます。ただし、他のタイプに比べると、高価になります。

座布団タイプのおすすめクッション

EXGEL HUD02

このクッションでは、エクスジェルという素材が使われています。この素材は、ウレタンフォームの10倍以上の衝撃吸収力があり、主な特性は、弾力性・柔軟性・流動性です。

この特性によって、一般的な座布団タイプのクッションに比べ、骨盤を支える能力や、体の負担を軽減する能力などはかなり優れています。そのため、このメーカーでは、エクスジェルを使用した車イスや医療用の商品も販売しています。

ただ、高機能な分やはり価格も高いので、長距離運転が多い人や、腰痛がヒドイ人におすすめのアイテムと言えます。
そこまで長距離運転をしない人には、ちょっと無駄に高機能・高価格になるので、あまりおすすめできません。

ボディドクター ザ・シート

マレーシアの100%天然ラテックスフォームが使用されています。
独自の空気層によって、湿気を素早く換気し、むれにくくなっています。ヘタリにくく、3年間保証もあり、品質にはかなりの安心感を持てるアイテムです。

首専用タイプのおすすめクッション

Aoomiya ネックパッド

高密度低反発ウレタンが採用されているので、厚み約130mmでやさしく首をささえてくれます。
また、頭・首・肩の3点でささえることで、負荷が少なくなるように設計されています。

腰専用タイプのおすすめクッション

ボディドクター バックアップ

座布団タイプで紹介したボディドクター ザ・シート同様に、マレーシアの100%天然ラテックスフォームが使用されています。機能面・価格面・3年保証という品質を考えると、かなりコストパフォーマンスのいいアイテムです。

座布団タイプのボディドクター ザ・シートとセットで使用することで、腰とお尻の両方を疲労から助けてくれます。

全身タイプのおすすめクッション

アメージングGT

このアイテムのように全身を預けるタイプは、クッションが体にフィットしないと乗り心地も悪くなり、逆に体が疲れてしまします。
ですが、アメージングGTでは、各パーツの組み合わせや位置を変更して、自分にジャストフィットするように調整できるので、そのような心配が不要です。

また、カラーもブラック、レッド、ブルーの3色から選べるので、ドレスアップアイテムとしてもおすすめです。

REVERSPORT

機能面だけでなく、デザインにもこだわったシートカバーです。そのためカラーは6色あり、ミラノレッド、メタルブルー、グリーングレー、カモフラージュ、ゴールドキャメル、セピアオレンジから選べます。

また、リバーシブルになっているので、各色共通で裏面はブラックです。

まとめ

長距離運転でヘトヘトになってしまうと、せっかく目的地に着いても楽しむことができません。

でも、クッション1つ準備しているだけで、家族旅行や帰省などの長距離運転の疲労・痛みがやわらぎます。運転手だけが疲れてきついドライブではなく、みんなが楽しめるドライブにしましょう!